俳優・井浦新さんが今、農業に惹かれるワケ。

俳優・井浦新さんが
今、農業に惹かれるワケ。
『野菜をMOTTO』では、国産の野菜にこだわり、商品を製造しています。 そのおいしさをもっと知ってもらうため、2026年の新たな取り組みとして全国の農家さんと協力し、農法までこだわった野菜を材料に使ったスープの開発を進めています。 そんなブランドの姿勢に深く共感し、ファンになったと話すのが俳優の井浦 新さん。 そして現在『野菜をMOTTO』では、自然栽培の野菜を生産する『VEGIMO(以下、ベジモ)』の協力のもと、自身で農業に携わる井浦さんと“土”にこだわったスープの開発を進めています。

そのようなご縁の中で、「生産者さんの顔を見て、現地で学びを深めたい」と話していた井浦さん。そして今回、長野県・御代田町にあるベジモの農園『ベジモファームパーク御代田』にてその思いが実現。実際に土や野菜に触れてもらいながら、井浦さんが農業をするうえで大事にしていることや、農業と俳優業に感じる共通点などを伺いました。
20代の憧れから、農業への挑戦
『ベジモ御代田』の畑を訪れた井浦さんが最初に驚いたのは、自分の畑と土の色が違うことだった。 「自分の畑の土は明るい赤茶色なんですが、ここは深い黒色ですね。信州の山岳ならではの微生物たちが、元気な土を育てているんだろうなと思うと、面白いです。野菜ひとつとっても色や大きさが全然違いますね」 井浦さんが土に触れるきっかけとなったのは20代の頃。植物から抽出する精油に魅せられて『蒸留所のある農園をやりたい』と思ったことが始まりだそう。それから数年前に奥様と100%自然由来のナチュラルコスメブランドを立ち上げ、鹿児島県の南大隅町に通うように。そこから農業を本格的にスタートしたという。 「農業を始めるにあたって生産者さんたちに会っていく中で、耕作放棄地が多いといった地域課題に直面しました。そのとき、自分が農業をやるなら、農地を土から育て、再生することから始めたいと思ったんです。パートナーと農業法人を立ち上げて約1年。海の産物と落ち葉を発酵させて微生物を畑に撒く、循環農法に取り組んでいます。今では足が埋まるほどふかふかな土になりました」


理想の農法を求めて一歩踏み出した井浦さん。多忙を極める日常の中で、あえて畑に向かい、楽しさや癒しを覚えるのはどのような瞬間なのだろうか。 「自然は手を入れても季節によって状況が変わるので、農業は思い通りにいかないことも多いです。だからこそ、そこに面白さを感じるんです。また、土を触りながら作業をしているときには、森から聴こえてくる鳥の声や虫の音、風の音によって、自然とのつながりを感じることもできます。まさにアーシング(Earthing)ですね。大地の力を全身で受けて、鹿児島から東京に戻るときは、いつも蘇ったように元気になるんです。自然が自分の心も身体もメンテナンスしてくれているなと感じます」

土を育てる責任と、
表現へかける思い
土に触れ、作物を育てる。その営みの中で、井浦さんが何よりも大切にしているのは、『作る責任』や守るべき未来。それは土作りと同じように、『循環』に繋がっているという。 「僕が大事にしたいのは、今この時代に縁があって地球を使わせてもらっているという視点です。例えば、いつか農業ができなくなって、自然に還したり誰かが受け継いだりすることを考えると、僕はそこに除草剤や農薬、化学物質は撒きたくないと思うんです。なるべく環境に負荷をかけないで次の世代に農地を渡していくことも、農業をやっている者の責任なのかなと思っています。だからこそ、作物を育てるだけじゃなく、土地自体を循環させていくことを大切にしながら農業をしています」




次の世代に健康な農地を渡したいという真摯な思いと、地球や自然に対する丁寧なものづくりの姿勢は、井浦さんの『俳優』の仕事とも深く響き合っている。 「俳優も農業も誰かの手に届くのは『結果』の部分。作物を育てることと役を演じることは使う脳も筋肉も違いますが、手を抜いた分は分かってしまうし、誰かの心や身体に潤いや元気、感動を届けたりする『ものづくりの根底』では繋がっているのではないかと思います。だからこそ役者としても、自分だから演じられる人間を徹底的に追求し、表現していきたい。野菜や植物も妥協なく、理想的な農法で時間をかけて育てていきたい。誰かの感動や『美味しい』に繋がる、ものづくりにかける情熱は、どちらも変わりません」 地球の未来を想い、嘘のない丁寧なものづくりを追求する井浦さん。そのまなざしは、こだわりの農法で野菜の力を引き出す「ベジモ」の農業、そして国産野菜にこだわり、誰でも安心して食べられる『野菜をMOTTO』のスープづくりと、深く、暖かく共鳴しています。同じ志を胸に、井浦さんと『野菜をMOTTO』の新たなスープづくりはこれからも続いていきます。

井浦新
俳優
1974年東京都生まれ。映画『ワンダフルライフ』で初主演。以降、映画を中心に、ドラマ、ナレーションなど幅広く活躍。アパレルブランド〈ELNEST CR EATIVE ACTIVITY〉ディレクター。サステナブル・コスメブランド〈Kruhi〉のファウンダー。農業法人アーセンキッチンを立ち上げ、循環型自然農でKruhiの自社農園を育む。また映画館を応援する「MINI THEATER PARK」の活動もしている。
VEGIMO
「ベジタブルもっと!」をコンセプトに、農薬や化学肥料、動物性肥料や消毒された種子等を一切使用しない「自然栽培野菜」を生産・宅配する地域密着型のサービスなどを行う農業法人。採れたての新鮮な野菜を全国のファームから直接出荷し、個人向けや飲食店向けに宅配を行っている。


