スッキリとした体へ|自律神経を整える夏のやさしいヨガ vol.02

からだをゆるめる、日々の整え
自律神経を整える、夏のやさしいヨガ
夏の不調は、「食べること」と「動くこと」で、ゆるやかに整えていきたい。
スープで内側から元気をチャージしたら、今度は外側からコンディションを整えて。
2回にわたって、ヨガインストラクター・Yukiiiさんに教わる、
夏バテやだるさをやわらげる“ヨガのストレッチポーズ”をご紹介します。
まずは、できるところから。気負わずできるものばかりなので、気分転換にもおすすめです。
深い呼吸で血流を促進して
スッキリとした体へ
前回に引き続き、ヨガインストラクターのYukiiiさんに教わる夏に負けない体をつくるヨガのストレッチポーズをご紹介。今回は、胸を開いて呼吸を深め、血流を良くするポーズです。巻き肩や肩こりの改善にも効果があるので、ぜひ生活に取り入れて夏の不調を解消していきましょう。

- 1. あぐらで座り、両方の坐骨でしっかり床を押して背筋をまっすぐに伸ばす。
- 2. 手を前に伸ばし、手のひらを外側に向けてから、胸を開きながら肩甲骨を寄せて肘を曲げ、背中で手のひらを合わせる。
- 3. 肩を下げて顎を軽く引き、鼻呼吸を10回行う。
背中で合掌するのが難しい方は...
左右それぞれの肘、もしくは腕をつかむ。右足が手前(体側)のあぐらのときは右腕を下に、左足が手前のときは左腕を下にして、腕を上下に交差させるとつかみやすくなります。
「このポーズは肩甲骨の筋肉がほぐれるので、肩こりや首こりの解消、巻き肩姿勢の改善に効果があります。また、胸が気持ちよく開いて深い呼吸ができるようになります。呼吸が深まると全身の血流が良くなり、頭がスッキリとして集中力もアップします」

- 1. 左足が手前(体側)になるようにあぐらをかき、背筋をまっすぐに伸ばす。
- 2. 両腕を前に伸ばし、両肘を曲げて左手が上になるようにクロスし、手のひら同士を合わせる。難しい場合は、手の甲同士でもOK。
- 3. 肩を上下に軽く動かし、両腕をワイパーのように左右に大きく揺らす。呼吸に合わせて5〜10回繰り返す。
- 4. 動きを止めたら、肩の力を抜いて下げ、背筋を伸ばしたまま、鼻呼吸をゆっくり10回行う。
「肩甲骨周りをストレッチして血流が良くなると、溜め込んだ老廃物や余計なものが外に排出されて体の浮腫みやだるさも解消されます。自律神経のバランスを整える効果もあるので、ゆっくりとした深い呼吸を意識して試してみてください」

夏の疲れを感じたら、スープで内側からのケアを。
内臓を温めてくれるスパイスを使ったスープカレーは、夏バテ気味の日にもおすすめ。「緑黄色野菜たっぷり まろやかスパイシースープカレー」「北海道産「金時豆」と国産野菜の挽き肉たっぷりスパイスチリコンカンカレー」「九州産「たけのこ」と国産野菜と蒸し鶏のピリッと旨辛グリーンカレー」の3種類があり、気分に合わせて選べます。
また、火照った体をやさしくクールダウンしてくれる「北海道産えびすかぼちゃのしっとり冷たいポタージュ」も夏にぴったりな一杯。体調にあわせて、無理なく取り入れてみては。